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サーモンガレッジ!

水産商社マン、ジョージ・ホルヘのサーモン愛

旅・冒険好きのあなたに一次産業系商社の就職を勧める5つの理由!

オラ!ジョージです。

6月に入り就職活動の「面接」が解禁されましたね!と思いきや、最近はサラリーマンになりたくない若者の記事も散見されますね。旅をしながら働き、オフィスをもたないノマドワーカーに憧れる若者も多く感じます。誰も満員電車に乗って会社に行き数字に追われるだけの仕事に魅力は感じませんよね。。。

しかし、旅をしながら働けるのは本当にノマドワーカーだけか?

就活を通じてサラリーマン生活に幻滅している冒険・旅好きのあなた、是非一度一次産業系商社の就職を考えてみたら?そこには生半可な旅よりも面白い人生の旅が待ち受けていますよ。

一次産業とは農業、林業、漁業や水産業のことを指していて、日本には多種多様な商社が存在しています。そして農水産物は大局的に見ると地の利を生かして国ごとに分担されて生産されているので、世界中で違う物が生産されています。エビなら東南アジア、サケならチリ・ノルウェーといった風ですね。

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農林水産省/(1)世界の食料事情と農産物貿易交渉 イ 我が国の農産物貿易の動向

では一次産業従事者とはまた違う一次産業系商社の世界とはどんな世界なのか!

冒険好きなあなたに一次産業系商社を勧める5つの理由を紹介します。

1 仕事をしながら秘境の旅ができる

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1次産業系商社は普通の海外出張ではございません。

というのも出張先のほとんどはニューヨークだとかロンドンや北京のような都市ではありません!観光マップにはほとんど乗らない僻地で世界の一次産業は行われています。例えば私が以前扱っていた「タコ」だと日本の主な輸入先はモロッコやモーリタニア等アフリカ諸国です。しかも現地の人はタコを食べない!ましてや刺身なんて有りえないので日本人が現地までいって加工指導や物流の改善、商材の検品に取り組まないといけないんですよね。しかもタコの産地なんてアフリカのモロッコの田舎アガディールあたりです。もはやどこやねん、世界の果てかよ!と思ってしまうようなところに会社のお金で行けてしまうのです。ちなみに鰯もアガディールが世界一の産地で大半が日本に輸出されています。サーモンも地球の裏側のチリのチロエ島ノルウェーの極北トロムソで生産されて日本に輸出されていますよね。世界中の僻地生産現場で頑張る日本人の皆様、本当にお疲れ様です(深謝)

2 世界で通じるコミュニケーション能力が付く

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異国の地に単独で飛び込み、何かをすることは非常に孤独です。しかし、それは大きなチャンスでもあります。商社マンたるもの異国の地で見知らぬ人と知らない言語でコミュニケーションをとり、相手の懐に入らなければいけません。そうはいっても渡航の目的は「旅」ではなく「商売」です。初めて接する異国人に警戒する現地の方がほとんどですが、ひたすら笑顔とボディランゲージで仲良くならなければいけないのです!時にはダンスを踊ったり、もちろんお酒も重要です。けれども心から相手に尽くし、任されたプロジェクトを目一杯に取り組むと本当に仲良くなれるんですよね。努力の先にはコミュニケーション能力を超えた、人としての魅力が身につきます。

3 語学が爆発的に伸びる

仕留めた大物カジキを自慢してくる漁師の方々

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前述の通り一次産業系商社マンが訪れる先は僻地です。日本で例えるとイメージしやすいかと思いますが、リンゴの産地は青森、魚は長崎や石川、お米なら新潟。そう東京や大阪名古屋といった都市での一次産業はほとんどありません。青森や新潟の農家で英会話が通用しますか?そう、世界中の一次産業従事者と対話するには現地の言葉を覚えるのが必要不可欠なんですよね。モロッコではアラビア語、チリではスペイン語、英語は一切通用しないので現地の言葉を体得しなければ全く話になりません。happyとかenjoyとか、それ普通に通用しませんよ?

4 異国の深い文化に浸かることができる

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一次産業は地方に根付きます。私も世界中あちこち行きましたが、首都や都市ってどこもあまり変わらないんですよね。マクドナルドがあって、スタバがあってコンビニがあって。しかし海外の地方は違いますよ。しっかりと国々の文化が残っていますし、時にはそこだけの宗教や神聖な場所があり、村の掟のようなものもあったりします。また地方の一次産業従事者はとにかく優しいです。時には怒られることもありますが、彼らの心底には優しさが満ち満ちています。普通の旅やツアーではここまで田舎の文化と関わることは中々できません。海外の田舎僻地の郷土料理を食べ、満天の星空の中で眠るようなこともあるかもしれません。 

5 あらゆる未知が待ち受けている

車での出勤中に家畜の群れに遭遇して遅刻するなんてことも。

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一次産業商社マンの仕事は未知との戦いです。生産現場に赴き、自然を相手に戦います。そこでは日本の常識はほとんど通用しませんし、会社のしがらみもないですが一人の人間としてのあなた自身が問われます。現地の方々や環境活動家との折衷が必要な場面があり、暴風雨で作物が育たなかったり、病気の発生で畜産物が出荷できなかったりとトラブルだらけです。しかし例え失敗しても、海外僻地での仕事経験はあなた人生の大きな糧になることでしょう。観光地を巡るような旅に比べて幾分も難易度は増しますが、人々との密な触れ合いや仕事の達成感は普通の旅では味合えません。帰国後、間違いなくあなたはあらゆることに対して強くなります。

 

日頃スーパーで目にする海外産の肉や魚、果物、コーヒーに至るまで、誰かが現地まで買い付けに行っているのです。良いものを安く買って高く売ることが商社商売の基本ですが、一次産業は貧困労働者も多いので、FairTradeなどの認証にも意識して取り組めたらと筆者は考えております。

どうかあなたの就職・転職活動のご参考に!

ジョージホルヘ